金無心の送信メール削除=木嶋容疑者、証拠隠滅か−連続不審死・埼玉県警(時事通信)

 埼玉県や千葉県の男性が不審死した事件で、殺人容疑で再逮捕された無職木嶋佳苗容疑者(35)が、死亡した会社員大出嘉之さん=当時(41)=に送ったメールをパソコンから削除していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。
 削除されたメールには大出さんに金を無心する内容が書かれており、埼玉県警東入間署捜査本部は、木嶋容疑者が証拠隠滅をした疑いがあるとみて調べている。
 木嶋容疑者は昨年9月25日、一連の事件のうち、長野県の男性に結婚を持ち掛けて約130万円を詐取した容疑で初めて逮捕された。捜査関係者によると、県警はこの際、当時同容疑者が住んでいた東京都豊島区のマンションを家宅捜索。パソコンを押収した。
 県警がパソコンのメールの送受信状況や内容を分析した結果、木嶋容疑者が大出さんに送信したメールの大半が削除されていたことが判明。修復作業を行ったところ、金を無心する内容などが含まれていた。また、大出さん以外の人に送信したメールでも削除されていたものがあったという。 

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